日本武尊の創建と伝えられる武蔵国二の宮。水の守護神として崇敬され、4月の例祭には神楽が奉納される。木立に囲まれた多宝塔は1534(天文3)年のもので、国の重要文化財。拝殿の奥にある御嶽山(標高343m)が御神体で、本殿はない。このような神社は全国で3社しかない。また、中腹にある特別天然記念物の鏡岩も必見だ。約1億年前にできた断層跡で、強い摩擦によって鏡のように磨かれている。この鏡岩を通って御嶽山を一周する山道は散策にぴったりで、周辺には植物学上、大変貴重とされるシラカシの群落も広がっている。
TOP>いやすところメニュー